「自宅では洗濯はできない」とされているビーズクッション。
洗濯できるのはカバーのみのため、中身はほったらかしにしている人も多いのではないでしょうか。

でも中身の黄ばみ、気になるよね……
クリーニング代を惜しみ、自宅の洗濯機で丸洗いをした結果、意外とどうにかなったので、その工程をご紹介します。
ビーズクッションの中身
ニトリのビーズクッションを洗いたい!
今回、汚れが気になったビーズクッションはこちらです。
画像引用元:ニトリ公式「上半身を包み込むまくら」
お値段4,490円のユニークの形のビーズクッション(枕?)です。
中身は目の細かいツブツブがたくさん詰まっていて、どうやら素材はポリスチレン、ポリエステルとのこと。
よくわからないけど、発泡スチロールのようなものだと思うので「濡れても平気なのでは……?」と思い、洗濯をしてみることにしました。

クリーニングに出せるかわからないし、出せたとしても高そうだからね。自宅でやればタダよ!
ビーズクッションの中身を洗ってみた!
こちらが、今回洗濯するビーズクッションです。

ニオイはありませんが黄ばみ汚れがひどく、カバーを洗濯するたびに中身を見ては「うええええ」と思っていました。
しかしどう洗えばいいのだろう……。
洗濯機でぐるぐる回すより手もみ洗いの方が良い気がしたので、ひとまず洗面台で水浴びをさせることに。

その後、洗剤をキッチンペーパーに垂らして、黄ばみ部分に塗り込んでいきます。

洗剤に溶かした水に浸けてもOKです。しかし「ビーズ部分はなるべく濡らしたくない」という本能が働いてか、なぜかこの方法に。
水浸しにしてる時点で、あまり意味ないような気もします。
洗剤が行き渡ったら、カバー部分をちょいとつまんで擦り洗い。時々もみ洗い。

汚れが落ちたら、しっかりすすぎます。この時点で、ビーズを濡らさないために洗剤チョンチョン技法を選んだことの無意味さに気付きました。遅いよ!
その後、脱水にかけます。

脱水を終えた時点で………
結構乾いてる???
カバーの素材が化学繊維なので、多少濡れてても乾いてるように感じるんですよね。
中身のビーズは水気を含んでいる(ような気がする)ので、お日様にあててしっかり乾かします。
季節は12月の真冬の東京。短い日照時間。しかし風が吹いており乾燥もしているので、ビーズを乾かすには悪くない環境です。
干してるところの写真を撮り忘れたのですが、大体こんな感じに干していました。

物干し竿に触れている部分が乾かないとイヤだったので、たまにズラしたり向きを変えたり。
また、乾燥は丸2日行いました。ビーズが湿ってカビでも生えたら、黄ばみよりもヤバそう。
洗濯終了!ビフォアアフターをチェック
乾燥を終えたビーズクッションは、無事キレイになりました。

わかりにくい!!でも並べると、違いがわかります。

きれいになってよかったよかった。

カバーのほうもちょっと薄汚れてる気がしたので、この翌日にカバーも洗濯しました。
ビーズクッションを洗濯する際はしっかり乾燥を!
ビーズクッションの中身は自宅でも洗濯できることがわかりました。
しかしビーズクッションを販売しているメーカーの多くが、ビーズクッションの中身の洗濯は「不可」としています。
洗濯をしてビーズが水分を吸収すると、本来の手触りや快適性が損なわれることが、洗濯ができない原因として考えられます。
また、洗われたり脱水にかけたりすることでビーズの形状が変化し、クッションが変形してしまうこともあるかもしれません。
しっかり乾燥をすれば使用する分には問題ありませんが、本来の触り心地や形状を重視するのであれば、ビーズクッションの洗濯は避けたほうが良いでしょう。

今のところ、使用感に変化はないけどね。

洗濯は自己責任でお願いします。
ビーズクッションの黄ばみが気になったら洗濯するのもアリ
ビーズクッションは、外側のカバーだけでなく中身も自宅で洗濯することは可能です。
中身の洗濯方法は洗濯機でぐるぐる回しても良いと思いますが、手もみのほうがビーズへのダメージを減らせます。
洗濯機で回す場合も、手もみコースを選ぶのがおすすめです。
洗濯後はしっかり乾燥をすれば、使用感にそれほど大きな差もなく、その後も使い続けることができます。

ビーズクッションの黄ばみが気になった方は、洗濯も視野に入れてみて